日々のできごと
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2021年05月26日(水)
コンセンサスワークを体験する(総合)
こんにちは。京都芸術大学附属高等学校です。
本校の「総合的な探究の時間」では、本校オリジナルの『瓜生山メソッド』に基づいた人間力(コミュニケーション力、協働力、発想力)を養うためのプログラムを準備しています。
入学後、この総合の授業で1年生が取り組んできたものの1つが、色んな人の意見をまとめて合意形成をはかる《コンセンサス》の授業。
今日はある「農夫の一日」を記録した文章を読んで、農夫にとっての「大切な仕事」を順位付けていくというワークを行いました。
みんなの考えを聞いたうえで、グループとしてコンセンサスのとれた順位をつけるというのが最終目標です。
まずは、手元のワークシートを使って一人一人が自分の考えを元に順位をつけていきます。
自分の意見を持てたら、次はグループで周りと共有して、意見のすり合わせ。
「みんな意外と似てるかも」「あれ、私だけ全然違う!」など言葉が飛び交いながらも「なぜそう思うのか」などの理由も聞きあい、話し合いは深まります。
グループ内でコンセンサスが取れた順位が決まったら、クラス内でも共有しました。
答えは1つではありませんが、みなそれぞれ自分で考え、自分の言葉で意見を伝えられていたように思います。
大切なのは「なぜ自分はそう思うのか」を伝え、「相手がなぜそう思っているのか」を理解しようとすること。
この自分の意見を持ったうえで、周りの人と共有し合い、多様な意見や考え方を言語化したり、明確にして相互の意見の一致を図るこの《コンセンサス》は社会に出て、仕事をする上でも重要な役割を持つ力の一つです。
本校の学校説明会では、総合の授業を実際に体験できるプログラムがございますので
ご興味のある方はぜひ一度、参加してくださいね♪