京都芸術大学附属高等学校

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日々のできごと

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2025年05月13日(火)

「話すのが苦手」だからこそ参加してほしい。京都芸術大学附属高校“新普通科”学校説明会・体験授業開催中!

中学校3年生の皆さんに向けて「学校説明会・体験授業」が始まりました。今年度はとても反響が大きく、早速多くの中学生の皆さんとその保護者の方々にご参加いただいています。

// プログラム
・全体説明会
・体験授業
・同好会などの課外活動の紹介

「話すのが苦手」だからこそ参加してほしい。体験授業での発見と成長

何といっても特徴は、全教科で導入している「対話型授業」が体験できること。参加した中学生の皆さんからは、「最初は緊張したけど、話しやすい雰囲気で楽しく参加できた」「自分の意見を認めてもらえて嬉しかった」という声を多くいただきました。

参加者4,5人グループに1名の教員がナビゲーターとして入ります。

特に印象的だったのは、「話すことが苦手」と感じていた生徒さんも、授業が進むにつれて積極的に参加できるようになっていくこと。

対話型の授業というと苦手意識からか「話すのが得意じゃないし…」「人前で発表するなんて緊張する…」と思うかも。でも心配ありません。本校では得意や不得意を気にせずに「安心・安全に学べる」ということを何よりも大切にしています。

体験授業中、各グループでは「へー」「なるほどー」「いいね!」「はい、拍手。パチパチパチ」とあちこちから聞こえてきます。この安心・安全な学びの場では、誰もあなたの意見を否定しません。そもそも「決まった答え」があるのではなく、「さまざまな答え」をさまざまな意見を出しながら探っていくのが対話型授業の醍醐味です。どなたの意見も間違ってはいないし、尊いものなのです。そして「話す」ためには、まずはそんな「互いを認め合える環境づくり」が大切。それゆえ参加者の感想からも「話しやすい雰囲気」といった安心した言葉が出てきたのだと思います。

「人と話したり自分の意見を伝えて交流するのが苦手なので、すごく緊張したり話せないかと不安な気持ちになっていたけれど、自分の意見に対して「なるほど」とか「いいね」と反応してもらうことで自分の意見を認めてもらえた感じがして、初めての人たちなのに楽しめました」

「話すのがあまり得意じゃないけど、今日やってみて思っていたよりも話せたから楽しかったです」

「人の意見を聞くのがとても楽しかったし、またこのメンバーで話したいと思った」

「今日行くのが嫌で乗り気ではなかったけど、体験してみて、来てよかったなって思いました」

そうですよね。嫌だなと思いながらも意を決して来てくれた参加者もいますよね。そして不安なのはあなただけでありません。多くの方が「話すのが苦手」と感じています。話すこと、聴くこと、意見をまとめること、どれも最初から得意である必要なんてないんです。一人ひとりの成長のペースを尊重しながら、じっくりと着実に力を伸ばしていくことができますので、少しずつ慣れていきましょう。

10年後の未来へつながる学び

同伴された保護者の方々からは「通信制高校のイメージが大きく変わった」という声をよくいただきます。抱かれていたイメージはさまざまだと思いますが、例えば通信制高校ナビによる通信制高校に対するイメージ調査によれば、「マイペースで学べる一方、自分で勉強するのは大変そう」という不安があると言われます。

学校説明会に参加された保護者の方からは「生徒一人ひとりに寄り添う教育姿勢に感銘を受けた」という声を多くいただきます。本校の教育理念は「10年後にいきいきと社会参画する人材」を育成すること。「高校卒業」ではなく、「10年後」の皆さんの姿です。卒業することがゴールではなく、10年後、社会でキラキラと活躍する姿を想像しながら教育をしています。2024年度の進路決定率は93.3%、例年90%を超える数字になっていますが、進路実現に向けた3年間のサポートは、教育理念をもとにした「10年後の未来へつながる学び」故だと思います。

活動の紹介をする、学校創造同好会の生徒たち。

 

3年間ではなく、4年間で育てる「0年生プログラム」

高校での学びは「3年間」ですが、本校では「4年間で育てる」という視点を大切にしています。
学校説明会に参加いただいた後、リピーター向け企画としてさまざまな体験授業に参加できる「0年生プログラム」を設けています。「0年生」とは不思議なネーミングですが、これは皆さんを本校に入学する前の「0年生」としてお迎えし、その学びと成長の場に足を踏み入れてほしいという意味合いが込められています。

本校の入試は「文章表現」です。その前に設けている模試は、グループワーク形式の「対話型授業と文章表現」になります。0年生プログラムでは、模試と同じようなグループワークで「思考力や表現力」を養うことのできる内容ですので、リピート参加することで力がつき、模試や入試対策にもつながります。実際、2回以上参加した受験生の93%が模試A判定となっています。ちなみに2025年度入試では、模試A判定の受験生は100%合格しています。

0年生プログラムの体験授業には「学校創造同好会」の生徒たちも参加。

参加者への声かけがとても上手で、その姿をみて「彼らに教えられた」と語る教員もいるほど。

学校創造同好会の生徒たちには受付や誘導、授業での声掛けや個別相談などの運営サポートを担っていただいていますが、保護者の方々からは「実際の学校生活の様子がよくわかった」「生徒たちが生き生きと過ごしている様子が印象的だった」という感想をいただきました。

 

「対話型授業」を通じて広がる可能性。これからの一歩を踏み出すために

今年度の入学式の新入生代表の辞では「はじめは自分から意見を口に出すことも難しかったものの、体験授業への参加を繰り返すごとに発見があり、それぞれの意見の違いや協力して一つの結論を出す難しさ、やりがいを感じました」と語っていました。

今年度も、中学3年生の皆さんとその保護者の方々に向けた学校説明会・体験授業を毎月開催します。本校の特色である「対話型授業」を通じて、一人ひとりの可能性を広げ、10年後の未来に向けた学びの第一歩を踏み出していただければと思います。ご参加をお待ちしています。

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