日々のできごと
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2025年01月06日(月)
大階段の高さを測ろう!
京都芸術大学校舎の前にある大階段。
体育の授業で使用する講堂・食堂など、大学施設を使用するときに登りますね。
この階段の高さを考えたことはありますか?
高さを直接測ることができない場合、どのように計測ができるのでしょうか。
今回は本校の数学の授業を紹介します。
大階段を大きな直角三角形だと捉えたとき、
今回知りたいのは図のhの部分です。
三角比の定義より
h=αsinA° なので、
αとA°がわかれば、hを出すことができます!
準備するものは、分度器・長い紐・定規・鉛筆。
大きな階段は3つの小さな階段の集まりです。
3グループに分かれてそれぞれ計測を行います。
自然と声掛けが増えていきます。
もう少し伸ばしてー
いい感じ!
など大学階段にみんなの声が響きます。
角度は分度器を使い、
階段と紐の角度をよく見て計測します。
斜辺の長さαと階段の角度A°がわかったので、
階段の高さが計算できるはず!
3つの階段の高さを合わせる...
よって階段の高さは約☆mである!
自分よりもはるかに大きなものも
数学を用いて測ることができるとわかりました。
数学の公式を見ると、
どこで使うんだろう?と思うかもしれませんが、
実は身の回りのいろんなものの値を知ることができるのです。
みなさんも身近にある数学を探してみてくださいね!