日々のできごと
DAYS
2021年06月14日(月)
自分の未来を考える
こんにちは。京都芸術大学附属高等学校です。
本校は入学後、卒業することだけを目標にするのではなく
10年後・20年後も社会に生き生きと参画できる人になれるよう
カリキュラムに、本校らしさを取り入れて授業をしています。
この“本校らしさ”については、また別の機会にお話しできたらと思いますが
本日は、自分の未来にもつながる、進路について考える様々なイベントをご紹介したいと思います。
初めに紹介するのは
『専門学校の職員による学校紹介』
本校の系列校でもある、京都デザイン専門学校のスタッフより
学校について紹介してもらう時間です。
“専門学校と大学ってどう違うの?”
“アートとデザインの違いって?”
“そもそも専門学校って何年通うの?”
など、学校の特徴だけでなく、
基本の部分についても教えてくださいました。
自分はどんなタイプなのか。
そのタイプならどんな進路があっているのか。
進路を考える視点についても教えていただき、
説明を聞きながら一生懸命メモをとったり
資料を読み込んでいる姿が印象的でした。
進路決定をする3年生だけなく、
1年生や2年生も参加してくれており
早い段階から自分の将来について考えようする姿も頼もしく感じました。
本校は、京都芸術大学だけでなく京都デザイン専門学校のように、将来の仕事についてしっかりと学べる環境が近くにあることも特徴です。
系列校があるからこそ、早いタイミングから進路についての話を聞けることも嬉しいですね!
続いて紹介するのは
『体験授業型総合選抜対策講座』です。
こちらは、進路決定が近づいている3年生向けに
より具体的に学んでもらえる時間です。
今回は、芸大・美大を志望し、体験授業型の総合選抜を必要とする生徒のみんなに、
実際に課題に取り組んでもらう実践型の講座です。
グループワークの中で
コミュニケーションを取りながら
どのように課題に取り組むことができるか。
そんな受験対策です。
先のブログをお読みいただいた方は
あれ?似たような話を読んだような...と
思っていただいたかもしれませんね。
そうなんです!
授業を見学していた私も、本校で取り組んでいる総合の授業のようだなと感じていました。
自分の考えを書きだし、グループのみんなに伝え、グループの意見を作っていく。
受験の課題ではありますが、日頃の授業のように楽しそうに取り組んでいました。
芸大・美大志望ということもあり、本校の美術・工芸の教員総動員で、約2時間じっくりアドバイスをもらいながら学んでいました。
実際に体感して学ぶことは、受験への心構えをつくることにもつながるので、このような場を大事にしたいと考えています。
今回ご紹介した講座は、芸大・美大を志望する生徒さんに向けたものでしたが
本校では他の学部へ進学を希望する生徒さんも多くいらっしゃいます。
それぞれの進路に合わせた対策講座で、進路選択のサポートを今後も行ってまいります。