「また行こう」と思える学校へ。 ー無理なく登校習慣を育てる本校の取り組みー
「高校に入学しても、ちゃんと通い続けられるかな……」
中学校で学校に行きづらかった経験があると、高校生活に期待を抱く一方で、不安を感じる人も少なくありません。
「毎日通えるかな。」
「友達とうまくやっていけるかな。」
「また学校に行けなくなったらどうしよう。」
そんな気持ちは決して特別なものではありません。
本校では、最初から「毎日登校すること」を目標にはしていません。
私たちが大切にしているのは、生徒一人ひとりが安心して学校生活を送り、「また行こう」と自然に思える環境をつくることです。
今回は、学校説明会でお話ししている内容や実際の生徒のエピソードを交えながら、本校の取り組みをご紹介します。
本校では、正解・不正解だけを求める授業ではありません。
「どうしてそう考えたの?」
先生は一人ひとりの考え方を大切にし、生徒同士も互いの意見を尊重しながら学び合います。
「どんな考えでも話していい。」
そんな安心感があるからこそ、生徒たちは少しずつ自分の気持ちを言葉にできるようになります。
本校には先生と気軽に話ができる「サロン」があります。
教室へ入ることが難しい日でも、サロンで先生と話して帰るだけでも構いません。
私たちは、その一歩を大切な成長として受け止めています。
入学したばかりの頃、教室の前まで来ても中へ入れず、そのまま帰ってしまう生徒がいました。
先生たちは決して焦らせませんでした。まずはサロンで挨拶をすることから始め、少しずつ会話を重ねていきました。
やがてサロンで1時間過ごせるようになり、半年後には自分から授業へ参加するようになったのです。
登校は、一歩ずつでいい。その積み重ねが、自信へと変わっていきます。

年度末アンケート(普通科・2025年3月)より
どの学年でも9割以上の生徒が「先生に相談できる」「入学してよかった」と感じています。また、学年が上がるほど「自分が変わった」と感じる生徒が増えていくのも特徴です。
「やってみないと分からない」と思えるようになった
中学校時代に不登校を経験した3年生の打谷さんは、「週3日なら通えるかもしれない」と入学しました。
最初は週3日通うだけで精一杯でしたが、先生との関わりや対話型授業を通して少しずつ自信を取り戻しました。
現在では作品販売や留学生との交流、地域イベントにも積極的に参加し、学校の外へも活動の幅を広げています。
☟ 詳しい内容は以前のブログで紹介されています。以下のリンクからご確認できます。
https://shs.kyoto-art.ac.jp/blog/blog-20260626/
「自分にもできる」が自信になった
2年生の榎原さんは、中学校の頃は「自分にはできない」と思い込んでしまうことが多かったそうです。
しかし、学校創造同好会で新入生歓迎イベントのリーダーを経験し、「みんなで協力してやり遂げた」という成功体験を得ました。
今では「友達に会いたい」「企画を進めたい」という気持ちから、自然と週4日以上登校するようになっています。
☟ 詳しい内容は以前のブログで紹介されています。以下のリンクからご確認できます。
https://shs.kyoto-art.ac.jp/blog/blog-20260701/
「学校に行きにくい」と感じる理由
学校へ行きづらくなる理由を、「気持ちが弱いから」「甘えているから」と考えてしまう方もいます。しかし、実際にはそう単純ではありません。 本校で多くの生徒と関わる中で、特に多い理由は次の2つです。詰め込み型の学校生活
毎日朝から夕方まで授業を受ける生活は、体力や生活リズムに不安のある生徒にとって大きな負担になります。人間関係への不安
「友達ができるかな。」 「話しかけても大丈夫かな。」 「失敗したら笑われるかもしれない。」 そんな不安が積み重なることで、学校へ向かうこと自体が大きな挑戦になってしまいます。だからこそ本校では、まず安心して過ごせることを第一に考えています。週3日・半日授業から始める「無理のない登校」
本校のフロンティアコースでは、身体にも心にも負担をかけすぎない学び方を大切にしています。 基本は週3日(月・水・金)の半日授業。 また、入学して間もない4月・5月は午後からスタートするため、生活リズムを整えながら少しずつ学校生活に慣れていくことができます。 学校説明会では保護者の方から「週3日だけで本当に生活リズムがつくのでしょうか?」という質問をいただくことがあります。 私たちは、無理をして週5日通うよりも、まずは週3日を安定して続けることが大切だと考えています。「学校へ行けた」という成功体験を積み重ねることが、自信につながり、やがて登校習慣へと育っていくからです。火曜日と木曜日は「余白」のある時間
授業がない火曜日と木曜日は、何もしない日ではありません。 自分で予定を考え、自分らしい過ごし方を選ぶ時間です。 レポート講座に参加する生徒もいれば、同好会活動を楽しむ生徒、自宅で課題に取り組む生徒もいます。もちろん、疲れを感じる日はしっかり休むことも大切です。 「火曜日は講座へ行ってみよう。」 「木曜日は休んで金曜日に備えよう。」 そんな小さな選択を積み重ねることで、自分の生活を管理する力も少しずつ身についていきます。安心できる場所と関係づくり
学校生活において、生徒一人ひとりが安心して過ごせる環境と人間関係づくりを大切にしています。そのための工夫と、現場での実際のエピソードをご紹介します。否定されない「対話型授業」
本校では、正解・不正解だけを求める授業ではありません。
「どうしてそう考えたの?」
先生は一人ひとりの考え方を大切にし、生徒同士も互いの意見を尊重しながら学び合います。
「どんな考えでも話していい。」
そんな安心感があるからこそ、生徒たちは少しずつ自分の気持ちを言葉にできるようになります。
教室に入れない日があっても大丈夫
本校には先生と気軽に話ができる「サロン」があります。
教室へ入ることが難しい日でも、サロンで先生と話して帰るだけでも構いません。
私たちは、その一歩を大切な成長として受け止めています。
一人の生徒が踏み出した小さな一歩
入学したばかりの頃、教室の前まで来ても中へ入れず、そのまま帰ってしまう生徒がいました。
先生たちは決して焦らせませんでした。まずはサロンで挨拶をすることから始め、少しずつ会話を重ねていきました。
やがてサロンで1時間過ごせるようになり、半年後には自分から授業へ参加するようになったのです。
登校は、一歩ずつでいい。その積み重ねが、自信へと変わっていきます。
アンケートに表れた、生徒たちの変化
こうした環境の中で、生徒たちはどう感じているのでしょうか。年度末アンケートの結果をご紹介します。
在校生の実際の声も聞いてみました。
「やってみないと分からない」と思えるようになった
中学校時代に不登校を経験した3年生の打谷さんは、「週3日なら通えるかもしれない」と入学しました。
最初は週3日通うだけで精一杯でしたが、先生との関わりや対話型授業を通して少しずつ自信を取り戻しました。
現在では作品販売や留学生との交流、地域イベントにも積極的に参加し、学校の外へも活動の幅を広げています。
☟ 詳しい内容は以前のブログで紹介されています。以下のリンクからご確認できます。
https://shs.kyoto-art.ac.jp/blog/blog-20260626/
「自分にもできる」が自信になった
2年生の榎原さんは、中学校の頃は「自分にはできない」と思い込んでしまうことが多かったそうです。
しかし、学校創造同好会で新入生歓迎イベントのリーダーを経験し、「みんなで協力してやり遂げた」という成功体験を得ました。
今では「友達に会いたい」「企画を進めたい」という気持ちから、自然と週4日以上登校するようになっています。
☟ 詳しい内容は以前のブログで紹介されています。以下のリンクからご確認できます。
https://shs.kyoto-art.ac.jp/blog/blog-20260701/