日々のできごと
DAYS
2020年11月05日(木)
『観察』っておもしろい!!
こんにちは!
今回は、10/31に開催された学校説明会での体験授業の様子を紹介いたします。
体験授業の科目は、『理科』と『美術』
『理科(生物)』の体験授業では、
コケ(苔)の観察を中心とした
ワークショップを行いました。
コケと言えば、日常いろんなところで見ることができるもの。
まずは、コケに関する知識なしで机の上に置かれたコケを
ルーペで観察…
どこをどう観察してよいのか分からない様子。。。
その後、普段、何気なく見ているコケにもさまざまな特徴や種類があることを
クイズ形式で学んだ後に、もう一度コケを観察します。。。
すると!
最初の観察では気づかなかったことがたくさん見られるようになっていました。
知識を持って物事を見たり考えたりすることで、
気づくことや感じることの幅が広がるということを学びました。
さらに、『美術』の体験授業では、
ある作品の観察を中心とした
ワークショップを行いました。
少し特徴的な形をしているこの作品…よく観察していると
「なんだか、人の顔のように見えてくる」と、多くの方が感じたようです。
実はこの作品、ある遺跡から発見された石だそうでヒトがまだ猿人だった頃、
その石を見つけた猿人が顔に見立てて、大切に持っていたものではないか?
この形は猿人が作ったものなのか、自然にできたものか?
という議論が今も続いている、不思議な石だそうです。
今回の体験授業でも、グループでこの作品(石)について話合い、
さまざまな意見を出し合いながら自分の想像力や考えの幅が広がるということを学びました。
参加してくれたみんなは、緊張しながらも、一生懸命体験授業に取り組んでくれている姿が印象的でした。
今後もさまざまな科目の体験授業を開催しますので、
今回紹介した授業内容に興味のある方は、
ぜひ、京都芸術大学附属高等学校の学校説明会にご参加ください!
以上、美術・工芸教員のさいもんが現場からお届けしました!